ペルセウス座流星群!流れ星を観察する時の10のポイント

13日夜から14日未明にかけてペルセウス座流星群の流れ星を見に行きました。1時間ほどで1つ流れ星が見えました。西の空で南の方角に1秒ほど見えました。結構長い流れ星を見ることができました。

私の経験で流れ星の観察する際の工夫などをまとめてみました。

ペルセウス座流星群に関する詳しい情報はペルセウス座流星群 2015年 | 国立天文台(NAOJ)を参照してください。

都市の郊外でも見える

ある程度暗い場所が適しているのはもちろんですが、車を走らせれば街灯の少ない地区は結構あります(場所にもよりますが)。街灯は一つもない方がいいです。

星が見えると有名な場所でなくても街灯が少ない地区に行けば、1000以上の星が見える場所はあります。その際は車を安全に止められる場所があるか注意してください。

 

関連:流れ星を見に星空の見える旅へ 展望台付きの宿など

 

星空の感動を極大にする方法

目を閉じて3分ほど待って目を開けた時に突然現れる満天の星空は感動物です。これはプラネタリウムで使われる手法です。もちろんプラネタリウムでは映し出す星の数を調整していますが。

星が降るほど見えません

流星群と聞くと絶え間なく流れ星が空を埋め尽くすと思っている人がいますが、私の経験では1時間に2、3回見えれば良いほうです。

じっと空を眺めていると時々一瞬流れることがある程度です。

雲がかかると見えません

満点の星空

まず雨がふっていたり、空を完全に雲が覆っていると当然流れ星は見えません。天気はどうしようもありませんので、次の流星群の機会に観察しましょう。

ただ、13日がピークというだけで、その他の日でも観察できることがあります。

どの時期でももっとたくさん流れ星が見られたらいいのにと思います。

見上げると首が疲れる

立って空を見ると、どうしても見上げる姿勢になります。そうすると首が疲れます。

砂浜や丘で寝転がってみると疲れません。ごつごつした地面では背中がつかれます。

山より海

砂の海岸

山は街の光から遠いですが、山は林や樹木で見える空の範囲が狭くなります。遮るものが何もない海のほうが観察に適しています。

丘になっている場所は広い範囲が見渡せるので良いです。

どの方角でも流れる

流れ星

流星群では放射点と呼ばれる場所から星が流れているように見えます。しかし、放射点から直接出てきているというより、流れ星の進路の元をたどっていくと放射点にたどり着くというだけなので、どの方角でも流れ星が見えます。

放射点からより離れているほうが流れ星の跡(しっ尾)が長いと言われます。

放射点は空が動いていく(実際は地球が回っている)に連れて動いていきます。放射点の位置を調べるのは面倒なので、とりあえず同じ場所に貼りついていればいいです。

同じ場所で待機

ころころ場所を変えるより同じ場所にじっとしている方がいいと思います。移動する時に灯りを見て目が明るさに慣れてしまい、しばらくの間見える星が少なくなるからです。

最初は20ほどしか星が見えなくても、暗い場所なら目が慣れると1000以上の星が見えるようになります。

山奥は薄気味悪い

人が少ないところは一人で行くと気味が悪い場所が多いです。蔓が絡みついた空き家や真っ暗な山林など。

暗くても人が多い観察スポットがおすすめです。または、友達と見に行くと安心です。

一緒に見に行っても、流れ星は一瞬なので同じ流れ星を見られるとは限りません。感動を共有できないとちょっとがっかりですね。

道で寝転がっている猫に注意

野良猫

夜は猫がうろちょろと散歩したり集会をする時間で、道の真ん中に座っていることがあります。車が来ても避けない猫もいるので避けてあげてください。