香港の安宿 重慶マンションでの宿の探し方

香港で安宿と言ったら重慶マンション。安宿の集まり。タイのカオサン通り(Kaosan)、ベトナムホーチミンのファム・グー・ラオ通り(Pham Ngu Lao)に相当します。日本人旅行者に大きな影響を与えた沢木耕太郎の『深夜特急』にも登場する有名な安宿エリアです。金城武が出演する香港映画恋する惑星の前半の舞台でもあります。

安宿探しの手順

  1. 重慶マンションでインド人やパキスタン人に宿を紹介される
  2. 一緒にエレベーターでホテルがある階に行く
  3. 部屋を見て交渉
  4. パスポート情報の入力を求められることもある

1泊の値段

  • HK$250(3300円)個室、普通
  • HK$350(4633円)ちょっと高い
  • HK$400(5295円)高いけど、新しい部屋
  • HK$150(1985円)ドミトリー式

(レートは2016年9月11日のもので、1香港ドル=13.24円で計算)

上記はホステル側の言い値で、交渉可能です。週末や祝日は値段が変動します。そのような日は価格が上がっても、満室になっていることが多いです。

重慶マンションでも高く感じるかもしれませんが、普通のホテルでもHK$750はするのでこれでも安いほうです。

部屋の設備

場所に依り部屋の設備は異なりますので、宿泊する前に確認しましょう。

私が400香港ドルで宿泊した部屋です。部屋の幅はこのベッドの長さより50㎝長いくらいです。この部屋はかなりきれいな部類です。

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  • wifiあり
  • 冷房と扇風機あり
  • ユニットバスでトイレとシャワーが一つ
  • 個室にトイレあり
  • 狭い
  • トイレットペーパーとタオルがある
  • 喫煙可
  • テレビあり(部屋によるが要らん)
  • 固定電話あり
  • 冷蔵庫無し

250香港ドルで泊まった別の部屋のトイレの画像です。いかに狭いかがわかります。このトイレ兼シャワー室は他よりも若干広いです。

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重慶マンションへの行き方

尖沙咀駅やネイザンロード(Nathen Road)の側にあります。重慶マンション Google マップ

行き方は香港 空港から市内中心地への行き方を参照してください。

注意点

1階にはたくさんのエレベーターがありますが、全て行先が違うので、自分の部屋に帰る時は同じエレベーターに乗ってください。

なぜ行先が違うかと言うと、重慶マンションを1階から見ると一つの建物のように感じますが、別々の建物がつながってできているで、上はつながっていません。

非常口を確認しておいてください。エレベーターの待ち時間が長く、非常階段から降りる場合、地上に出た時にネイザン通りがどちらか分からないということはよくあります。

香港の他の安宿

よく中国人学生がグループで重慶マンションに来るのですが、その他の外国人とは別の場所に泊まっているようです。ネットの集団購入(グループ購入)や知り合いの伝手などだと考えられるのですが、内容は全くわかりません。

他の安宿はコーズウェイベイの付近やLee garden street辺りにも宿はあります。現地語か中国語しか使えないところも。こちらは部屋が広いです。

 

深センの東門街まで行けば150元で普通の広さの安宿に泊まれますが、移動時間1時間半と移動費片道41ドルと2元を考えると割に合いません。深センのほうが食費は相当安いですが。