シンガポールのマイナーだけどおすすめの4つの場所

日本人墓地公園とからゆきさんの墓

日本は明治時代に欧米列強に追いつくため国力をつけようとしていました。富岡製紙工場など生産業などだけでなく、外貨獲得のため、貧困脱出のために海外に売られた女性たちがいました。

彼女たちはからゆきさんと呼ばれます。当時は身売りなどもあるほど日本は貧しかったのです。

 

祖国から見捨てられ、故郷の地を一生踏めなかった人たちはの墓がひっそりと置かれています。さらに痛ましい事に、墓は簡素な木の板で、書かれた名前すら読めずに歴史の闇に消されようとしています。

現地に日本人会が管理しているようですが、日本からシンガポールに行った際は彼女たちのお墓に行って供養してください。

シンガポール日本人墓地公園の石碑

Photo by Jonathan Wong on flickr.com

 

墓地の門などの飾りと墓石は洋式が多く、日本らしくないです。静かな墓地という場所でありながらも、異国の地でからゆきさんという先祖に歓迎されているようで薄気味悪さは感じませんでした。

『マレー蘭印紀行 』によると、シンガポールの隣のマレー半島やボルネオ島では、からゆきさんが逃げ出そうとしてジャングルに入ったところを虎に食べられるということもあったそうです。

からゆきさんの他には、軍人さんの墓や二葉亭四迷の紀念碑があります。

アクセス:Japanese cemetery Park

東北線(Northeast Line)Kovan駅から徒歩15分ほどの場所にあります。シンガポールでは珍しい一戸建てのある閑静な住宅街です。

チャンギ博物館

第二次大戦中の一時期に、日本はシンガポールを統治していました。その統治時代の資料を集めた博物館です。当時、日本は空港のあるシンガポールの華僑を大量に粛清し、チャンギで処分したと言われています。

日本がかかわった歴史を外の視点から見るというは勉強になります。

The Changi Museum | Educational Institution and Resource Centre

日本軍による粛清を偶然逃れたのがシンガポール建国の父、故リー・クワン・ユーです。

チャンギ博物館までのアクセス

私はMRT Tanah Merah駅で降りて、Changi Villageの方に行きます。

下車は、Changi museum & Chapelです。乗車時間は2,30分程度です。

こじんまりした博物館です。日本の過去に言及した海外の見方としては初心者向きでダメージは比較的小さいほうです。日本だけでなく、少しだけ旧宗主国イギリスに対する言及もあります。

ペラナカン博物館(Peranakan Museum)

ペラナカン(Peranakan)とは中国人と現地マレー人の融合した文化のことです。ピンクなどの色使いもなかなか可愛らしくておしゃれです。

ペラナカンミュージアムで一番見ものなのは白菜の彫刻。台北の豚肉の彫刻に匹敵するほどのリアル感です。

アクセス:City Hall駅またはBeras Basah駅から徒歩。

http://peranakanmuseum.org.sg/

リアルなペラナカン文化体験

東南アジア雑貨のサンダル(シンガポール・ペラナカン文化)

今も息づくリアルなペラナカン文化を見るにはKatong地区やマレーシアのペナン島などが色濃いと言われています。Katongは最寄りの駅(Paya LebarかEunos)から少し歩きます。Payer Lebar駅からKatong Antique Houseまでの徒歩の道順|地図で見る

ペラナカン風のサンダルや雑貨は可愛いので街で探してみると面白いです。

http://www.yoursingapore.com/see-do-singapore/places-to-see/joochiat-katong.html

Far East Plaza

Far East Plaza 遠東商業中心 シンガポール

西遊記に出て来そうな中華風の高層ビルです。オーチャードロード(Orchard Road)とScotts Roadの交差点にあります。

 

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