香港には何度も寄ったことがあるので、知り合いを案内する時には定番の観光スポットを案内している。
夜8時にビクトリア湾でのネオンのショー。
ショーを見たら歩いて船乗り場に行き、スターフェリーでビクトリア湾を渡る。
香港島についたら山頂までのトラムの急な傾斜を楽しむ。
山頂についたら百万ドルの夜景を上から見る。
一人で香港にいる時はいつも何してるのかを紹介します。
海外旅行の目的が街歩きなので、繁華街をぶらぶらしています。
- コンビニで新聞買って、重慶マンションの狭い安宿で読む
- スターバックスでくつろぐ(雑誌や新聞を読む)
- コーズウェイベイで買い物(洋服を買う)
- 本屋巡り
香港の好きな本屋
SwindonGoogle Maps英語の本しかありません。
The Commercial PressGoogle Maps英語の本と中国語の本があります。
良い場所なのに行かない場所
ビクトリアピーク
ビクトリアピークは1人では行かない。山頂までの電車(ピークトラム)運賃が結構高いから。それに集団で来た観光客があの傾斜のある電車ではしゃいでいる時に一人で乗っている自分はどんな顔をしたらいいのかわからない。トラムじゃなくてバスでも行けると思うけど、バスで登ったら楽しさ半減するような謎のこだわりがある。鰻重のたれがかかったご飯を捨てて鰻だけを食べるようなものだと思っている。
ナイトライフ
バーがひしめき合う蘭桂坊(Lan Kwai Fong)にはほとんど近づかない。宿があるチムサーチョイから蘭桂坊まで地下鉄で行くのがだるい。それよりも地下にあって静かなアイリッシュバーに行くか、イオンで飲み物を買って宿で飲んだ方が良い。
色々理由をつけたけど結局は一人の時はなるべくのんびりしたいから面倒は御免。宿から近くて注文が楽なものに流れている。改めて振り返ってみると、もったいない気もする。
香港に何度行っても馴染めない
シンガポールに行くと外国人であることで困ることが少ないので現地社会に馴染めている気がします。その原因として、外国人が当たり前にいることと、私と地元の人が共通の言語を使っていることが挙げられます。
一方の香港には何度行っても馴染めない感じがします。その理由はたぶん、地元の香港人と同じ行動をしていないからだと思います。
私は香港で中華料理を食べません。中国に行けば同じような食べ物が格段に安く食べられるという損得勘定の他に、臆病になっているからという背景もあります。私は香港にいる時は地元の方言である広東語ではなく中国語を話しています。レストランで中国語を話すと面倒なことになりそうな気がしてしまうのです。
中華料理屋の代わりにインドカレー屋やトルコ料理、日本の吉野家や丸亀うどんなど行きます。時々マクドナルドにも行きます。
地元の人は自分の家に帰るので地元の、つまり重慶マンションは香港人も知らない香港なんだろうなと思います。
こうして地元の人の行動範囲と私の行動範囲が重ならないという現象が起こるのです。
香港旅行いつもの1日
朝起きる時間が早ければネイザンロードを通って吉野家で朝食を取る。香港では夜遅くまでお店が開いている一方で朝はまだ人通りが少ない。
重慶マンション1階にあるインド料理屋で7ドルのインドチャイをテイクアウトする。ネイザンロードは人通りが多くて落ち着かないので路地に入る。いつも行くのは最寄りのセブンイレブンや郵便局があるMiddle Road(中間道)。
ビクトリア湾からの海風なのかチムサーチョイのビル風なのかわからないけど、ここででのんびり風に吹かれる(気がする)。この場所でこうやってチャイを飲むのは何回目かなと考える。処狭しと密集するビルの合間を色んな人種が行き交う。
- 大きな旅行鞄に商品を詰め込むアフリカ人
- 高級時計の偽物を売り込もうとするインド人
- ショッピングを楽しむちょっと裕福な中国人旅行客
その光景を見ていると大都会の喧騒の中にふと自分が溶け込んでいるような感覚になる。孤独感や虚無感じゃない。外国人旅行客という一体感はあるけど連帯感のない行きずり集団に溶け込める。
でも、香港には溶け込めない。
<香港旅行>
旅行記