台湾を一人で旅行に行きました。何年も前の話です。
- 台北7日
- 高雄4日
- 台中3日
台湾新幹線は日本のデザインそっくりでした。乗客はすごく少なかったです。一方で台北駅裏のバス乗り場ではたくさんの人が長距離バスに乗っていました。
台北7日間
市内での移動はMRT(捷運)という地下鉄とモノレールが合体したような電車です。ICカードを窓口で買いました。
駅からは色んな場所へ歩いてみたので、台北の中心部はかなり見て回りました。
台北で行った場所は
- 総統府(旧台湾総督府)
- 台北101
- 誠品信義店(書店)
- 夜市
- 二二八公園
- 西門
- 台湾三越
- 台北市立美術館(圓山)
とは言え、現地の人と少しおしゃべりができたのが楽しかったです。
泊まった安宿で日本人を含む外国人と交流できたこともよかったです。
台北で行きそびれた場所
- 故宮博物院
- 九份
行き方を調べることを先延ばしにして結局行けませんでした。
一人旅の弱点は一皿が大きなレストランに行けないことです。聞いた話では台北のとある有名水餃子屋では一人では入れないそうです。
総統府
日本語ガイドのおばさんとおしゃべりできて面白かったです。やはり、現地の人と話すのが一番面白いです。
日本が台湾統治時代に建てた遺産の代表です。まだ使っているのがちょっと不思議です。
台北101
建物は非常に綺麗で、エレベーターも速かったのですが、タワーからの夜景は普通でした。今までに色んな国でタワーに上って来ましたが、中国広州のタワー以外で面白いと思ったことはありません。
西門
台北の西門という地区に日本のサブカルが好きな人やオタクが多いと哈日族 -なぜ日本が好きなのか (光文社新書)に書いてあったので何度かぶらぶらしてみましたが、特に何も起こりませんでした。
夜市
夜市とは毎晩花火大会の露店があるような場所です。台湾中にたくさんいります。臭豆腐を食べました。
台北でも高雄でも行きました。「日本から来ました」と中国語で言うと、お店の人が興味を持ってくれてたくさん話ができました。
地元の人との交流ができるので夜市は楽しかったです。
二二八公園
台北の中心地から一番近い大きな公園です。休日にお年寄りが太極拳をしていたのが中華っぽい光景で、外国文化に触れられて面白かったです。
台湾新幹線で移動
日本の東海道新幹線・山陽新幹線の車両にそっくりの座席でした。お客さんはあまり載っていなくて1車両に5人くらいでした。
車窓から見える田園の景色の中に突然寺院が見え中華文化を感じました。
高雄4日
高雄では現地の人とたくさん話せたので、この旅行で一番楽しかったです。
行った場所は
- 蓮池譚
- 高雄のタワー
蓮池譚
池の周りにたくさんの寺院や廟があるエリアです。仏塔の上からの眺めが中華っぽくていい雰囲気です。
高雄ではMTRの他にバスにも何度か乗りました。高雄駅から蓮池譚がある左營(左営)へはバスで移動しました。
高雄で国民学校出身の元日本人発見!
高雄では日本語を話せるお年寄りに6人も会いました。私から日本から来たと言わないと日本人だと気付かれません。バスで相席になったおじさんに日本の軍歌やはとぽっぽの歌を聞かせてもらいました。
台湾の元日本人の歴史を知るなら元日本人である台湾人が書いた台湾人と日本精神(リップンチェンシン)―日本人よ胸をはりなさい (小学館文庫)がおすすめです。
高雄は田舎なので台湾語を話す人が多く、台湾原住民(漢民族ではない少数民族)の人もちらほらいました。もちろん、どこでも中国語が通じます。英語はほとんど使わず、代わりに日本語が使えました。
高雄はシンガポールより暑かったです。湿度は香港や広東省ほどはありませんでしたが、太陽の光が照りつけて暑く感じました。
台中3日間
寶覺寺(宝覚寺)の大仏と国立博物館に行きました。
小さな町なので特に見るものもありませんが、一生縁がないであろう外国の地方に行くと不思議な感覚になるので楽しいです。
ガイドブックには日本語が話せる人がいるという宿に泊まりましたが、またもや国民学校を出たおばあちゃんでした。
退屈だったので、宿に戻ってテレビでやっていた日本のアニメを見ていました。
おみやげに韓国やベトナムなどで使われる鉄のスプーンと鉄の箸を市場で買いました。
台湾旅行のアドバイス
台北では一週間もいてあまり積極的に観光しなかったので結構退屈でした。観光よりも高雄で現地の台湾の方と話すことの楽しさが勝っていました。
台北近郊で観光するなら、ベタな故宮博物館や九份などに行けばよかったです。ツアーなら楽しいところを効率的に周れますし、わざわざ外国語で注文しなくても食べ物もおいしいものが楽しめます。
台湾はおいしい食べ物がたくさんあるので、グルメ巡りをすれば飽きないと思います。台北は有名な水餃子の店があるそうです。その店は一人では断られることがあると聞いています。
日本人が台湾を旅行するなら、台湾の歴史を知っておくと、より深く理解できます。台湾の歴史を知らないと、なぜ日本が建てた建物が台湾にあるのかや、公園の名前の由来などが理解できません。
個人旅行なら高雄がすごく良かったです。簡単な中国語が話せないと不便です。
他にも台湾には東部の花連や台東、宜蘭などたくさんの面白い街があります。
台湾旅行の準備
ネットを使って英語で一日目の安宿を探しておきました。
台湾の現地通貨に両替
台湾の空港と銀行、台湾三越百貨店で両替しました。
空港から台北市内へ
空港のターミナルで台北駅行きのバスに乗りました。
帰りは台北駅近くのバスターミナルから空港行きのバスに乗りました。
台湾旅行で使った言語
中国語、日本語、英語
「台湾は日本語が通じる」と言う人もいますが、私はそう感じませんでした。高雄や台中で出会ったお年寄りの中には日本語が話せる方もいらっしゃいましたが、普通の店員さんで日本語が話せる人には出会ったことがありません。
中国語を学んで半年も経っていませんでしたが、旅行しながら毎日教科書で勉強して必要な単語を覚えていました。私は時々筆談で意思疎通しました。
宿
台北は現地到着が夜だったので英語でネット検索して見つけた安宿の地図を持って行きました。他はガイドブックに載っているホテルに予約なしで行きました。
ネットのホテル予約サイトの例:booking.comやエクスペディア
高雄と台中ではガイドブックに載っている安いホテルに予約なしで宿泊しました。
最終日は朝8時の便と早かったので、空港に前入りしました。空港で待つ分にはお金はかかりません。
レシート
要らないレシートは現地の人に上げましょう。レシートが宝くじか何かになっているそうです。
ネット環境とsimカード
ホテルにありました。マクドナルドのwifiはプリペイド式で手続きが面倒だったので使っていません。
simカードは日本のアマゾンでも売っているので、出国前に買っておくと良いです。
台湾で7日間スマホのネットが無制限使えるカード:
China Unicom/中国聯通香港・台湾専用・7日間無制限Data通信・プリペイドSIM(Micro SIM)テザリングOK
日本のアマゾンで買えます。カードの大きさがmicro simなので、nano simを使う人はカードを切断して大きさを調整してから出国しましょう。
<海外旅行の体験記>