外国ビザの取り方4種類

ビザ取得の方法は以下の2つが一般的です。

  1. 自分で大使館・領事館に行く
  2. 旅行代理店に代行してもらう
  3. ネットで申請・取得
  4. 入国審査場で取得できるという話も聞きます。Visa on arrival

正式なものもありますが、話がやや怪しいものも聞きます。カンボジアやインドネシアなどの例を聞いたことがあります。空港で取得できるからと言って、陸路の国境でも取れるとは限りません。

ちなみにビザは漢字で査証(さしょう)と書き、旅券はパスポートを指します。大使館・領事館の公式ウェブサイトでは査証という言葉も使われるので覚えておきましょう。

自分で手続きをする

行きたい国の大使館か領事館のサイトを見て、まず確認するのは、あなたの条件でビザ取得が必要かどうかです。ガイドブックに情報が書いてあっても変更されているかもしれないので、念のためホームページで確認したほうがよいです。

一般的に日本国籍の人は、観光で何日以内の短い滞在ならば免除するという条件が多いです。免除するというのはビザなしのパスポートだけで入国できるということです。

つまり、ブラジルなどの一部の国を除き、海外旅行でビザが必要になるケースは少ないです。ビザ不要で訪れることができる国が多いほど、そのパスポートの国民は信用されていると言う人もいます。留学や語学研修ではビザが必要な場合が多いです。

パスポートや書類

ちなみに、大使館というのは国内に一つしかなく、多くが首都(東京)にあります。それ以外の都市にある出先機関が領事館です。似た機関に名誉領事館、名誉総領事館がありますが、その機関によって扱っている業務が異なります。

提出書類

ビザ取得が必要な場合は、必要な提出書類を確認します。一般的には、

  • ホームページから印刷した書類
  • 戸籍抄本や住民票
  • 証明写真
  • パスポート原本

当然、行き先の国や滞在目的等によって要求される書類も違います。

申請受付時間

同時に必要なのは、受付時間の確認です。多くの大使館は平日の午前中しかビザ申請ができません。領事館に入ると申請料金などを払って受付番号票を取ります。早く処理してもらうための料金もあります。場所によっては待ち時間が非常に長くなる領事館もあります。

これらの条件が合わない場合や、近くに領事館がない場合は代行業者に依頼します。

ビザ申請代行業者に依頼する

ビザ申請代行業者は申請者の代わりに大使館・領事館に行って手続きしてくれます。代行業者は大使館・領事館と違って受付時間が1日中であることが多いです。ただし、書類の作成や取得は結局申請者本人がします。

本人が自ら出頭して手続きをしなくてはいけない国もあり、その場合は業者に依頼できません。

 

代行業者に依頼するメリットは

  • 書類の不備を確認してくれる
  • 遠方だろうと大使館・領事館に時間通りに出向いて手続きしてもらえる

提出する前に確認できるので、大使館・領事館に提出後に小さなミスで断られて申請自体が無駄になる可能性を抑えられます。

ただし、代行をお願いしても希望通りのビザを取得できる保証はありません。

ビザ申請手続き代行業者の探し方

ネットで検索します。

 

「(国名)ビザ 代行 (お住まいの都市名)」

 

代行業者は山のようにあり、雑居ビルにある小さなオフィスの会社もあります。

ネットでビザ取得

カンボジアのケースです。クレジットカードが必要です。

https://www.evisa.gov.kh/

入国の際に申請取得する

よく聞く話は、カンボジアとインドネシアの例です。入国審査の時に米ドルを支払い取得するというものです。私は経験したことがないのでわかりません。

香港から中国シンセンに入境する時のエリアでビザ取得の窓口を見たことがあります。

ビザ関連情報の具体例を見る

適当に「(国名) 大使館」で検索してみてください。

ビザ取得はこのように手間がかかるので敬遠しがちです。

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