インドとバングラデシュが飛び地交換で国境国籍を変更

インドとバングラデシュの国内にお互いの飛び地があり、さらに飛び地の中の飛び地があるエリアすらありました。

複雑な国境線の図解動画

この動画がわかりにくいですが、面白いです。5:10から。

国境の動画

この国境はHathkolaという街の例であり、一つの例にすぎません。フェンスで区切られています。

飛び地へは本土から簡単に行けませんので、行政サービスや生活インフラが提供できず、犯罪に使われたりもしたということです。

国籍選択

今回の領土交換で、住民は国籍を選択することができました。インド人になることを選ぶ元バングラデシュ人のほうが多いようですが、バングラデシュ国籍を選ぶインド人についての情報は不明です。

インド国籍を選んだ人も11月までは市民権が与えられないことが問題視されています。

交換された土地は改めて振り分けらるだろうと言われ、住所を振り当てます。

source;

Decoding Indo-Bangla land pact - The Times of India

History At Midnight: India-Bangladesh Swap Enclaves, Over 14000 Bangladeshis Become Indians

歴史的背景

Wikipdediaの記述によれば、現存する歴史資料によれば、17世紀にムガル帝国とKoch Bihar(Cooch Behar)王国の取り決めによってできたとされています。

詳しくはインド・バングラデシュ国境の飛地群 - Wikipedia