パリの有名観光地では、観光客を狙った犯罪行為があります。
その手口を知ることで未然に防いでください。
スリの手口
数人のグループで活動している内の一人が署名ボードを持って話かけてきます。
一言目が「Do you speak English?」という点で一致しています。
恵まれない子供たちや障碍者などのための署名を求めて来て、寄付も要求します。
この署名は偽物です。外国人の署名を集めたところで効力はありません。
寄付金をネコババするだけでなく、他のメンバーがスリもはたらきます。
対策
- カバンは体の前にかける
- 立ち止まらず、腕をつかまれても乱暴に振り切る
- 手口を知っていることを示すと、相手にされなくなるらしいです。(上級者向け)
発生場所
インターネットで見る限り、以下の場所で発生しています。
- ルーブル美術館周辺、公園や橋
- シャンゼリゼ通り
- エッフェル塔
「petition scam」でインターネット検索すると、たくさんの目撃情報や被害が見つかります。
例えば以下のサイトがあります。
https://europeforvisitors.com/paris/articles/paris-petition-scam.htm
これはパリに限ったことではないと思われます。EU圏内(シェンゲン協定)では移動が容易ですので、犯罪集団もパリ等の都市に集まってくるそうです。
また、シンガポールでも偽署名をよく見かけました。