広州旅行の魅力 大都会散策・広東料理・歴史体験

広東省広州市は上海や北京と共に中国三大都市の一つです。広東省は中国の沿岸部にあり、トップレベルで発展した地域です。広州の位置 |Google Maps

広州の魅力は:

  1. 中国の大都会体験
  2. 本場グルメ
  3. 歴史・中国文化

中国の巨大都市を歩く

中国の都市の発展具合を見るなら金融街の珠江新城が一番都会的です。高層ビルが多いです。

広州の金融街珠江新城

広州タワーがおすすめの訳

高層ビルが一番きれいに見えるのは広州タワーの展望室です。高層ビルがすぐ近くにあるので迫力があります。

近くに、2010年アジア大会で使用したオリンピックスタジアムがあります。

広州タワーへの最寄り駅は次の赤崗塔駅です。

広州の繁華街

若者が多い地区

  • 体育西路
  • 北京路(公園前駅から徒歩3分)
  • 上下九路(長寿路から徒歩3分)

体育西路付近

  • 地下街
  • 百貨店やショッピングモール
  • 大型書店

などが特徴の新しい街です。

北京路

寺や伝統的劇場などの古い街並みを残しつつ、歩行者専用道路の両端に百貨店やお店も密集した便利なエリアです。

上下九路

服屋がたくさんあります。最寄り駅から5分くらい歩きます。若者が服屋を回ったり、軽い買い食いもできる雰囲気のエリアです。

巨大書店にいる若者たち

体育西路にある広州購書中心という大きな本屋では、大量の若者たちが階段で本を読んでいて、勤勉な人が多くてこの国はまだ発展しそうな印象を受けます。一方で商品を買わずに階段に座って読むことに対する批判的な意見もあります。

ついでに電化製品を扱っているお店が入居している電子城も面白いです。崗頂駅周辺にいくつかあります。

地下鉄の入場規制

午後7時ごろ珠江新城駅で乗客が多すぎるのでホームへ入る人を制限することがあります。中国は人が多いです。

歴史や中国文化

歴史の浅いシンセンと比べると、広州は歴史的な雰囲気を残す都市です。北京路の最寄り駅公園前駅の付近は老広州と評される伝統的なエリアで光孝寺が有名です。

西関

広州西関

湖の水路沿いに橋がかかった大きな公園です。中華風の休憩所(東屋、あずまや、亭子)や細い水路が伝統的中華の雰囲気を醸し出しています。広東オペラが上演していることもあります。

端午節ではドラゴンボートレースという伝統行事も行われます。

駅から結構遠いのがつらいですが、バスならバス停からすぐです。

沙面

広州西関

イギリスとフランスが借りていた租借地で、西洋風の建物と緑の生い茂ったリゾート風の雰囲気が人気です。モデルさんの撮影が行われることもあります。

夜に大きな公園でおばさんたちが集団で踊りながら運動をしている光景を見かけることもあります。太極拳よりもダンスのほうをよく見かけます。

珠江ナイトクルージング

広州珠江でナイトクルージング

広州タワーや高層ビルを珠江から眺めることができます。

広州で広東料理

広州のグルメは評価が高く、「食は広州にあり(食在広州)」と言われます。広東料理は辛くありません。

広東料理で最も有名なのは飲茶です。飲茶ができる茶楼はそこら中にあるという訳ではないのでガイドブックなどで下調べしましょう。

本場広州で飲茶

広東人は普段からお粥をよく食べます。市内のレストランチェーンの華揮拉腸(华辉拉肠)ではお粥の他に、腸粉と呼ばれるビーフンの皮もおすすめです。拉肠 - Google 検索

広東省以外の料理もあります。湖南料理や四川料理は辛いので注意が必要です。

広州の有名レストランは

  • 陶陶居
  • 広州酒家

伝統的広東スイーツ屋で有名なのは順記冰室です。ざっくり言うとかき氷屋です。上下九路の近くにあります。時間帯によっては満席になるほどの人気です。

現代日本人は和菓子よりも洋菓子を食べることの方が多いですが、中国では伝統的スイーツが今でも人気があります。 

広州で使う言語

中国語が使えないと不便です。

広州では市の中心部でも広東語を使う人が多く、コンビニやレストランなどのお店で広東語で話しかけられることもありますが、一部のお年寄りを除けば標準語で話せます。

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